P. D. ジェイムスはその著書『人類の子供たち;The Children of Men』で描いた未来図の中で、「人間を最もいらだたせ、混乱させるのは、迫りくる種の滅亡でも、それを防ぎ得ない無力さでもなく、その原因を発見できない焦燥感である」と予見しています。
そして、「西欧医学と西欧科学にとって、この究極の敗北の重大さと屈辱はあまりにも予想外だった。…科学は神と崇められていた。」と彼女は書いています。
彼女のいうその神によってもたらされた「エネルギー、医薬、人工心臓、自動車、電話、テレビ、コンピュータなど」がなかったら、どのような現在が想像できるでしょうか?しかし、私たちはこれまで現代社会を支えてきたことに決して驕ってはならないのです。
科学と自然の調和、これこそ私たち人類が今後も生存し続けるために必要不可欠な条件なのです。人類は直面する飢餓、病気、環境破壊、そしてエネルギー問題などの難問を解決しなければならないのです。創域理工学部先端化学科では環境調和型科学をめざし、「エネルギーとニューマテリアル」をキーコンセプトとして、東京理科大学伝統の実力主義を継承しつつ、基礎教育と先端材料の研究に力を注いでおります。ここであなた自身の人生の目標をきっと見つけることができると確信しています。
先端化学科主任
- 2020年11月16日
- 『Physica Status Solidi B』誌 Back Cover
- 2020年11月16日
- 日本油化学会第59回年会 学生奨励賞・ショートプレゼンテーション賞
- 2020年10月21日
- 日本セラミックス協会第33回秋季シンポジウム 学生賞
- 2020年10月19日
- 日本セラミックス協会第33回秋季シンポジウム セッション学生賞
- 2020年10月16日
- 日経サイエンス11月号に掲載
- 2020年09月17日
- 日本セラミックス協会 第33回秋季シンポジウム ベストプレゼンテーション賞
- 2020年09月4日
- アメリカ化学会『Langmuir』誌 Cover Article
- 2020年08月5日
- 電気化学会 「フェロー」 称号授与
- 2020年07月21日
- 「化学の日」缶バッジデザイン最優秀賞