P. D. ジェイムスはその著書『人類の子供たち;The Children of Men』で描いた未来図の中で、「人間を最もいらだたせ、混乱させるのは、迫りくる種の滅亡でも、それを防ぎ得ない無力さでもなく、その原因を発見できない焦燥感である」と予見しています。
そして、「西欧医学と西欧科学にとって、この究極の敗北の重大さと屈辱はあまりにも予想外だった。…科学は神と崇められていた。」と彼女は書いています。
彼女のいうその神によってもたらされた「エネルギー、医薬、人工心臓、自動車、電話、テレビ、コンピュータなど」がなかったら、どのような現在が想像できるでしょうか?しかし、私たちはこれまで現代社会を支えてきたことに決して驕ってはならないのです。
科学と自然の調和、これこそ私たち人類が今後も生存し続けるために必要不可欠な条件なのです。人類は直面する飢餓、病気、環境破壊、そしてエネルギー問題などの難問を解決しなければならないのです。創域理工学部先端化学科では環境調和型科学をめざし、「エネルギーとニューマテリアル」をキーコンセプトとして、東京理科大学伝統の実力主義を継承しつつ、基礎教育と先端材料の研究に力を注いでおります。ここであなた自身の人生の目標をきっと見つけることができると確信しています。
先端化学科主任
- 2021年04月6日
- 宇部興産学術振興財団 第61回学術奨励賞
- 2021年03月23日
- 『Chemical Communications』誌 Outside Back Cover
- 2021年03月17日
- 高分子学会千葉地域活動若手セミナー 奨励ポスター賞
- 2021年03月16日
- 電気化学会から「フェロー」の称号を授与
- 2021年02月12日
- 『Electrochemistry』誌の被引用回数上位論文に選定
- 2021年02月3日
- 『Electrochemistry』誌のダウンロード数上位論文に選定
- 2021年01月13日
- 先端化学専攻公聴会の実施について
- 2020年12月7日
- 第10回CSJ化学フェスタ2020 優秀ポスター発表賞
- 2020年12月7日
- 第39回光がかかわる触媒化学シンポジウム 優秀ポスター賞