P. D. ジェイムスはその著書『人類の子供たち;The Children of Men』で描いた未来図の中で、「人間を最もいらだたせ、混乱させるのは、迫りくる種の滅亡でも、それを防ぎ得ない無力さでもなく、その原因を発見できない焦燥感である」と予見しています。
そして、「西欧医学と西欧科学にとって、この究極の敗北の重大さと屈辱はあまりにも予想外だった。…科学は神と崇められていた。」と彼女は書いています。
彼女のいうその神によってもたらされた「エネルギー、医薬、人工心臓、自動車、電話、テレビ、コンピュータなど」がなかったら、どのような現在が想像できるでしょうか?しかし、私たちはこれまで現代社会を支えてきたことに決して驕ってはならないのです。
科学と自然の調和、これこそ私たち人類が今後も生存し続けるために必要不可欠な条件なのです。人類は直面する飢餓、病気、環境破壊、そしてエネルギー問題などの難問を解決しなければならないのです。創域理工学部先端化学科では環境調和型科学をめざし、「エネルギーとニューマテリアル」をキーコンセプトとして、東京理科大学伝統の実力主義を継承しつつ、基礎教育と先端材料の研究に力を注いでおります。ここであなた自身の人生の目標をきっと見つけることができると確信しています。
先端化学科主任
- 2022年03月14日
- 第39回高分子学会千葉地域活動若手セミナー 優秀ポスター賞・奨励ポスター賞
- 2022年02月2日
- 日本油化学会第60回年会 学生奨励賞及びショートプレゼンテーション賞
- 2022年02月2日
- プレスリリース「「準ホモエピタキシャル成長」による有機半導体の開発に成功」
- 2022年01月21日
- 2021年度色材研究発表会 優秀講演賞
- 2022年01月21日
- 先端化学専攻公聴会の実施について
- 2022年01月12日
- 当学科教員の研究成果が『日本経済新聞』および『毎日新聞』等に掲載
- 2021年12月22日
- 粉末冶金協会2021年度秋季大会 優秀講演発表賞
- 2021年11月30日
- 第2回ダイヤモンド・DLC関連若手研究会 若手の会プレゼンテーション賞ゴールド
- 2021年11月30日
- 第68回材料と環境討論会 若手講演賞