P. D. ジェイムスはその著書『人類の子供たち;The Children of Men』で描いた未来図の中で、「人間を最もいらだたせ、混乱させるのは、迫りくる種の滅亡でも、それを防ぎ得ない無力さでもなく、その原因を発見できない焦燥感である」と予見しています。
そして、「西欧医学と西欧科学にとって、この究極の敗北の重大さと屈辱はあまりにも予想外だった。…科学は神と崇められていた。」と彼女は書いています。
彼女のいうその神によってもたらされた「エネルギー、医薬、人工心臓、自動車、電話、テレビ、コンピュータなど」がなかったら、どのような現在が想像できるでしょうか?しかし、私たちはこれまで現代社会を支えてきたことに決して驕ってはならないのです。
科学と自然の調和、これこそ私たち人類が今後も生存し続けるために必要不可欠な条件なのです。人類は直面する飢餓、病気、環境破壊、そしてエネルギー問題などの難問を解決しなければならないのです。創域理工学部先端化学科では環境調和型科学をめざし、「エネルギーとニューマテリアル」をキーコンセプトとして、東京理科大学伝統の実力主義を継承しつつ、基礎教育と先端材料の研究に力を注いでおります。ここであなた自身の人生の目標をきっと見つけることができると確信しています。
先端化学科主任
- 2023年01月12日
- 日本材料科学会スマート・マテリアル研究会講演会 若手奨励賞
- 2023年01月11日
- 先端化学専攻公聴会の実施について
- 2022年11月29日
- 「STI for SDGs」アワード 優秀賞
- 2022年11月29日
- 第69回材料と環境討論会 若手講演奨励賞
- 2022年11月29日
- RadTech Asia 2022 Outstanding Poster Award
- 2022年11月29日
- 第66回日本薬学会関東支部大会 優秀口頭発表賞
- 2022年11月29日
- 第73回コロイドおよび界面化学討論会 ポスター賞
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- 日本セラミックス協会 第35回秋季シンポジウム 優秀発表賞