Energy and New Materials 科学と自然の調和;それは21世紀の夢を実現する。

P. D. ジェイムスはその著書『人類の子供たち;The Children of Men』で描いた未来図の中で、「人間を最もいらだたせ、混乱させるのは、迫りくる種の滅亡でも、それを防ぎ得ない無力さでもなく、その原因を発見できない焦燥感である」と予見しています。
そして、「西欧医学と西欧科学にとって、この究極の敗北の重大さと屈辱はあまりにも予想外だった。…科学は神と崇められていた。」と彼女は書いています。
彼女のいうその神によってもたらされた「エネルギー、医薬、人工心臓、自動車、電話、テレビ、コンピュータなど」がなかったら、どのような現在が想像できるでしょうか?しかし、私たちはこれまで現代社会を支えてきたことに決して驕ってはならないのです。
科学と自然の調和、これこそ私たち人類が今後も生存し続けるために必要不可欠な条件なのです。人類は直面する飢餓、病気、環境破壊、そしてエネルギー問題などの難問を解決しなければならないのです。創域理工学部先端化学科では環境調和型科学をめざし、「エネルギーとニューマテリアル」をキーコンセプトとして、東京理科大学伝統の実力主義を継承しつつ、基礎教育と先端材料の研究に力を注いでおります。ここであなた自身の人生の目標をきっと見つけることができると確信しています。

先端化学科主任

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2016年04月18日
平成28年度工業化学科防災訓練・講習会が行われました
2016年04月1日
相見 晃久助教が着任されました
2016年04月1日
山田 茉耶さん(板垣・四反田研 4年)が表面技術協会第133回講演大会において学術奨励講演賞を受賞
2016年03月30日
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2016年03月28日
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2016年03月7日
阿部 直也君(郡司研 修士2年)が文部科学省科学研究費補助金新学術領域「元素ブロック高分子材料の創出」第4回合同修士論文発表会において優秀講演賞を受賞
2016年02月29日
本多 楓さん(湯浅・近藤研 修士1年)が第2回水の国際会議(ISAWST-2)においてベストプレゼンテーション賞を受賞
2016年02月2日
坂井 教郎准教授、荻原 陽平助教、久保田 真仁君(坂井研 修士1年)らの論文がThieme出版社SYNFACTS Selected Articleに選定
2015年12月24日
湯浅 真教授、近藤 剛史講師、倉賀野 朝子さん(湯浅・近藤研 修士1年)らの論文が英国王立化学会誌(J. Mater. Chem. B)のFront Coverに選定
2015年12月21日
岡田成美さん、日下 大樹君(湯浅・近藤研 修士2年)が第29回ダイヤモンドシンポジウムにおいて優秀ポスター賞を受賞