2018年度 東京理科大学学生表彰
研究等の成果が特に優れていると認められる学生に対して、本学は学生表彰を行っています。
2018年度は、当専攻の以下の学生が表彰されました。
理工学研究科 先端化学専攻 博士後期課程 2年 西野 晃太さん
ベンゼン環上の不活性な炭素-水素結合を、ヨウ素と有機硫黄化合物あるいは金属触媒と有機硫黄化合物を巧みに組み合わせた新規な反応系を用いることで、炭素-硫黄結合に直接分子変換する高効率な化学合成法を数多く見い出した。
- ・8件の研究発表を行った。
- ・第6回JACI/GSCシンポジウムにおいてGSCポスター賞を受賞した。
- ・第74回有機合成化学協会関東支部シンポジウムにおいて若手講演賞を受賞した。
- ・化学系専門誌(European Journal of Organic Chemistry (IF=2.882)、The Journal of Organic Chemistry (IF=4.805)、European Journal of Organic Chemistry (IF=2.882)、Chemistry -A European Journal (IF=5.16))に論文が掲載された。
- ・自ら企画した研究テーマ「持続可能な社会の実現を指向した単体硫黄の高度利用を可能とする有機化学反応の開発」で公益財団法人日本科学協会笹川学研究助成金(助成金交付額:79万円)に採用された。