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山口 友一君(酒井(秀)・酒井(健)研 博士3年)が日本化学会第96春季年会 学生講演賞を受賞

本学大学院生が日本化学会第96春季年会学生講演賞を受賞しました。

この賞は、日本化学会が主催する第96春季年会において、一般研究発表(口頭B講演)で大学院博士(後期)課程に在籍する学生会員の講演を対象に、発表内容、プレゼンテーション、質疑応答などにおいて優れた講演で、講演者の今後の一層の研究活動発展の可能性を有すると期待されるものとして授与されました。
*学生の所属・学年は講演発表時のものです。

受賞者 理工学研究科 工業化学専攻 博士後期課程2年 山口 友一
指導教員 理工学部 応用生物科学科 准教授 中田 一弥
理工学部 工業化学科 教授 酒井 秀樹
理工学部 工業化学科 講師 酒井 健一
理工学部 教養 准教授 鈴木 智順
総合研究院 光触媒研究推進拠点 准教授 勝又 健一
総合研究院 光触媒研究推進拠点 准教授 寺島 千晶
東京理科大学 学長 藤嶋 昭(光触媒国際研究センター センター長)
受賞内容 アルコール消毒液や100℃の煮沸を行っても死滅しない最強の耐性をもつ芽胞菌は食中毒発生の一因として知られており、医療・食品業界では芽胞菌不活化にむけた研究が行われている。これまで芽胞菌の消毒剤として劇物に指定されている高濃度有機過酸化物が使用されてきた。一方、生体に安全な環境浄化材料として近年注目を集めている光触媒材料がある。光触媒は光を照射すると活性酸素種を生成し、菌、ウイルスを不活化することが知られている。しかし、光触媒から発生する活性酸素種をもってしても芽胞死滅は困難であった。本研究では光触媒作用によりアルコールを酸化させ、過酸化物を生成し、芽胞不活化を達成した。本受賞はこれらの成果に対して表彰されたものである。
受賞題目 可視光応答型光触媒による過酸化物生成と芽胞形成菌の不活化
受賞日 2016年5月19日

日本化学会 第96春季年会のページ
http://www.csj.jp/nenkai/96haru/

酒井秀樹・酒井健一研究室のページ
研究室のページ:http://www.rs.tus.ac.jp/sakaisakailab/
酒井秀樹教授のページ:http://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?21f8
酒井健一講師のページ:http://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?3a63

藤嶋学長のページ:http://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?376a
中田准教授のページ:http://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?6872
鈴木准教授のページ:http://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?ffb
勝又准教授のページ:http://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?6c51
寺島准教授のページ:http://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?673c

光触媒国際研究センター:http://www.rs.tus.ac.jp/pirc/

 

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