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湯浅 真教授、相川 達男助教らが開発した飲み薬を小腸まで確実に届けるDDSを日経産業新聞が紹介

本学理工学部 工業化学科の湯浅真教授と相川達男助教らの開発した、飲み薬を小腸まで確実に届けるDDS(ドラッグデリバリーシステム)について日経産業新聞が紹介しました。

このDDSは、薬を封入した脂質のカプセルを酸に強いゲルの中に埋め込むことで、胃酸で分解されず小腸まで到達でき、この成果によって、胃での分解を避けるために注射で投与している抗がん剤や抗炎症剤を飲み薬にできる可能性が高まりました。

抗がん剤などの中には、胃の中で分解されて化学構造が変わり、薬として機能しなくなるものも少なくなく、このDDSによって胃酸から守られ、薬としての機能を保ったまま腸から吸収できれば、患者の負担は大きく軽減し、医療コストの低減にも繋がります。

今後、製薬会社などと共同研究を進め、2年以内の実用化を目指します。

詳しくは掲載紙をご覧ください。

■掲載紙
『日経産業新聞』 2015年9月17日付

湯浅研究室のページ
研究室のページ:http://www.rs.noda.tus.ac.jp/~yuasalab/top.html
大学公式ページ:http://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?1152
相川助教のページ:http://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?67ef

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